うさぎとカメ 🐢

継続は力なり。のろまな理学療法士ちひろのブログ

医者から頼りにされる理学療法士になる

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今現在臨床経験4年目ですが、年はそこそこ行ってます笑。35歳からの逆襲。毎日臨床で勉強の日々なのですが、何を目標にしていくかは大事です。焦ってたらダメだと言われますがここで焦らないといつ焦るんだって話し。Drから頼られる理学療法士になってやろうじゃないの(熱望)


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ドクターが理学療法士に求めるもの

 

リハビリに詳しいドクター、そうでもないドクターと様々です。

詳しいドクターは、理学療法士が行うリハビリに対して絶大なる信頼を持っている方もいます。

ドクターから頼りにされる理学療法士ってカッコよくないですか。

 

知り合いの整形外科クリニックのDrは、運動療法、徒手療法、動作分析を兼ね備えた理学療法士を求めていました。

カンファレンスでは理学療法士の治療で治療困難の患者さんが治るのか、どんな治療をしているのかと質問攻めです。

 

そのDrは東京の順天堂大学病院のスポーツドクターで、スポーツ選手の手術や試合にも引率し、試合後のケアにも関わっていました。そこで一緒に理学療法士やアスレチックトレーナーなどと連携していたので、理学療法士の技術を理解していたのです。
Drの領域では治せないことは理学療法士に託すような方でした。
理学療法士として実力があればそんなスポーツなど整形外科の第一線で活躍しているDrに認められるのです。めっちゃカッコよくないですか?

そんなDrが私に言ってくれた言葉を贈る言葉として覚えています。
10年で「運動療法、徒手療法、動作分析」を極めろと。
10年で極めるのは難しいかもしれません。しかし、ある程度目標がないと先がみえてこないですよね。10年で極めるつもりで勉強する。それから臨床でさらに壁にぶち当たり、また勉強して、成長していくことだと解釈しています。

 

まぁこんな理学療法士を理解しているDrばかりではないので、理学療法士のリハビリの重要性を実力をつけて、アピールしていく必要があります。
私は、理学療法士はドクターに対して気を使いすぎている人が多いと感じています。
まぁ上司だし、ドクターの指示のもとという法律がそうさせているのでしょう。
そんなんで仕事おもしろいですか?ってーの!!
言いたいことはぶつけんかい!!

「鳴かぬなら鳴かしてみせようホトトギス」です。
 


ドクターもうならせるPT


私の直接の先輩ではないのですが、すごいと言わざるをえない理学療法士が身近にいます。(友達の知り合いですけどね。)

 

理学療法士界において最高峰といわれる認定資格を取得しているのです。

 

JOMT
徒手療法です。手とベルトみたいな?道具を用いて関節を動かしたり筋肉をストレッチしていく手技です。

PNFレベル5

http://jpnfa.jp/

神経筋促通法と言って脳血管障害の方のリハビリ、整形外科のリハビリ、高齢者なんでも対応できます。
理学療法士の中では一定のパターンだけの手技だと思われがちですが、パターンは一つの手段にしかあらず。使い方は無限にあります。
ドクターも学びにきているみたいです。
 
DLM

www.ajpdlm.org

リンパドレナージュ。乳がんオペなどでリンパ浮腫の患者さんに対して用いる技術です。

最終的にはフランスまで行って取得するみたいです。


これらの3つの資格を所持しているのです。(もっとあるかも。今はわかりません。)
どれだけ勉強が好きなのか・・・すごすぎる。
 
お金はめちゃくちゃかかっていると思いますよ。ほとんど自腹だと聞いてます。
何百万というお金をこの資格たちに投資しているのです。

どの資格も理学療法士としては最高峰ですよ。全国に何十名くらいしかいないんですから。それを3つも所持しているなんてどんだけなんでしょう・・・。
私の県ではこの3つの資格をcompleteしているのは彼だけです。
ただ研修を受ければ受かる資格ではないので、資格だけもっていて使えないわけなく、実力は折り紙付きです。
 
こういう方が目指しているところってなんでしょうか。
今の日本の理学療法士界の現状ではこれらの資格をとっても保険点数があがるといったことはないです。
 
これは推測ですが、
もちろん患者さんのため
給料アップのため。技術を磨くことで給料がはねがある(ドクターの考え次第)
講習会を開いて収入を得る
本を出版する
などなど
これだけお金をかけてるのだから何かをして取りも出さないと投資損になるのではと私は思います。
 
私の知り合いのドクターは彼を「すごい」と認めていましたね。
 
 

独学で極めた理学療法士



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私が学生時代に働いていた病院の理学療法士もただものじゃなかったです。今思い返すとさらに恐ろしい笑
 
理学療法士の基本として解剖学、運動学、生理学がありますが、臨床で勉強しているのはそれだけ。
あとは応用だけなんです。
動作分析がすごくて、歩行の動きや立ち上がりなどだけでどこが悪いから治療すると瞬時に察知するんです。
シンプルザベスト。
そこの病院のドクターもその理学療法士には気を使っていましたよ。
理学療法士の大学の先生がその病院で発表したのですが、突っ込まれて言いかえすことができず。動作分析もだれも敵わず・・・・。
勉強会や研修など高い金を払わなくても、基礎と臨床でここまでなれる人がいるのだとガクガクブルブルしました。
センスが相当あるのでしょうが、努力も相当だと思います。
まさにイチロー。天才が努力したら誰も叶いません。
 
一回ヘッドハンティングで有名な整形クリニックに行ったのですが、もともといた病院のドクターが呼び戻しました。
そんな理学療法士っているんだ汗
 

最後に

 
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私はというと・・・・地道にいきます笑
そんな天才でもないし、研修にお金をかけたくない。
基本教科書と臨床で勉強していく所存。
 
しかし、今後はさらに先を見据えて動く必要があると思います。
まずは私の病院が必要としている呼吸認定療法士をとる。
次に、理学療法士協会の認定理学療法士。これは今後、もっておくと一番保険点数があがるかもしれないし、普通の理学療法士と差がでてくる資格だと思っています。
後はPNFかピラティスかキネシオテープ・・・・・
 
ブログで収入増えたら行こうかな笑