転職決意!!社会人から理学療法士へ目指す人へ贈る。
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転職決意!社会人から理学療法士を目指そうとしている方、目指している方へ贈る
リハビリ業界はこれから、医療法改正で大変になるかもですが、やり方次第ではやりがいは十分にある仕事だと思います。
ちょっと前まではリハビリ職は安泰でしたが、現在は理学療法士は飽和状態となり
理学療法士の数は約10万以上。毎年1万人以上の理学療法士が生まれている状態。
結果、 病院にくる求人の数は激変してしまいます。
また、以前とれていた集団リハビリでの点数が現在ではとれなくなったり、リハビリ点数がおさえられたり、何かと基準が難しくなったりと、厚生労働省のいじめが半端じゃありません。
「介護も医療も地域包括で、在宅へ」 みたいなキャッチフレーズよくみますが、財源がないだけ。
まぁその中で協会も頑張っており、積極的に政治活動に参加し(まだまだ理学療法士出身の政治家は少ないですが)理学療法士の社会的地位をあげようと頑張っていますよね。
予防介護事業においては積極的な介入ができるようになりました。が、整体で独立している理学療法士も多く、協会の意向としてあまり思わしくないようです。アメブロやFacebookにたくさん理学療法士の整体開業みかけます。
理学療法士達の足並みをそろえて欲しいと思っています。
下の記事を参考までにどうぞ。
理学療法士の魅力
理学療法士に対する未来は暗いものばかりでないことを理解して頂きたい。
やりがいはありますし、理学療法協会が理学療法士の重要性を積極的に厚生労働省に働きかけていますので、今後また変化がでてくるのではないでしょうか。例えば、認定理学療法士だったら点数上がるとかね。アメリカだったらPNFレベル5だったら点数あがるんだったけか?
理学療法士の差別化
理学療法士協会が主催してる、専門理学療法士や認定理学療法士のスキルアップがあります。専門性が高い理学療法士がリハビリを行うとこでリハビリ点数の差別化も考えているみたいですしね。いつになるかわからないけど。
認定理学療法士とるのにお金とモチベーションが保てるか・・・・
すみません、勝手に参考にさせていただきました。
患者さんの感謝の言葉
理学療法士は、医者や看護師よりも患者と関わる時間が長く、患者さんのリハビリや退院後のプランニングを患者さんと計画していく仕事です。
患者さんと信頼関係が特に大事なのです。
患者さんはどんな元気な人でも弱気になり、精神的にダメージを起こしてる方が大半です。
コミュニケーションの取り方はとても重要ですよ。本当に心理学学んだ方が良いわけわからん理学療法士多い!!!
徒手療法学ぶ前に話し方から学んできなさい。
リハビリして退院する時の患者さんが感謝の言葉をかけてくれる時の嬉しさは何よりもうれしいです。
それはお金には変えられないとこですね。
理学療法士の専門性を磨く
患者さんが良くなるか悪くなるか理学療法士の腕にかかっているので責任重大です。
責任が重大ほどやりがいがありますわね!!
よく、整形外科は何もしなくても、時間が経てば自然治癒で治っていくと巷では言われています。
しかし、そこに理学療法士が介入するとしないとでは全然違います。筋力低下に対して筋トレ、関節可動域制限に対して関節可動域訓練だけしている理学療法士のようにセオリー通り、リハビリやればいいってもんじゃないですよ。
理学療法士としてしっかりとリスク管理を熟知し、痛み原因を探り仮説をたて、その問題を解決できるようなリハビリ方法を選択していくのプロフェッショナルです。
勝手に自然治癒していくものだからという理学療法士は「ベストオブ怠慢」ではないでしょうか。
理学療法士になってからの勉強方法
できれば院内で先輩に教えてもらうのが一番ではないでしょうか。
色々な手技の勉強会に参加しようとするととにかくお金がかかります。
この業界は整体などで独立しないかぎり、勉強や認定資格を色々ととったからといって給料には反映されることは少ないです。しかし、給料アップの交渉の材料にはなりますよね。
私の場合は、職場では教えてくれる先輩はいないです。自分でやるしかない。
自己流と勉強会たまに行ってます。
お金が高い研修会は最低限での投資と思ってしています。何でも行けばいいって話しではないです。
認定コース高すぎーーー!!なんかよくわからん団体の研修もFAXで案内がくるけど
1日で2万近くとるとかないない。個人レッスンならわかるけど。どんな研修だよって疑いからかかっちゃいますよね。
今はネットで勉強もできるし(ネット情報は実習ではとくにご法度でした。そんな関係ねぇよばかやろう!)、ある程度自分でどうにかするという気持ちが大事ではないかと思っています。
給料
都会では、大企業などが多いので、それに比べたら給料は安いと思います。
しかし地方であれば、理学療法士は高いと思っています。
全然満足していませんが、私は総支給30万程度もらっています。地元の中小企業に勤めている友達に比べたら5万程度高いです。
給料の調査では准看護士より給料が低いですが、私が働いている病院はぜんぜん理学療法士が高いです。正看護師が夜勤した給料より高いです。
そこのトップの考え方ではないでしょうか。
整形外科のDrは特にリハビリに力を入れているところが多いです。
Drがリハビリ関係の手技に詳しかったり、理学療法士が特殊な手技を持っているとそれを売りにしていきたいと考えている病院も少なくないと思います。そういう手技や実力があればおのずと給料は高くなりますよね。そういう病院はやりがいがあります。
私が知っている理学療法士では、30台で700万、50台で1000万をもらっている方もいました。
ちひろが社会人から理学療法士を目指した理由
私は社会人からの夜間リハビリ学校への入学し、31歳で理学療法士になりました。
今現在34歳です。
高校を卒業をして
社会福祉系の大学へ入学しました。楽園大と言われるほど楽しく、遊びのプロ集団が集まる大学でした笑
留年はしませんでしたが、就職活動をまったくせずにそのまま地元へ帰りました。
地元の実家にです。本当大学で何をやっていんだって感じですよね。自己嫌悪半端ない。
この金喰い虫をはえたたきで叩き殺してほしいと何度も思っていました笑
就職は大学在学中にヘルパー2級を取得していたので介護付き有料老人ホームへ就職ができました。
最初は夜勤ができなかったので、手当がつかず、給料は手取り9万・・・・。
老人ホームは株式会社で、小さな会社だったので仕方なかったと思います。
従業員は30人程度でした。
就職して1年後に、社長に会社のホームページを作ってほしいと頼まれました。
私は全然ホームページなど作れるほど、パソコンにまったく詳しくなかったのですが
丁度友達がパソコンの仕事をしており、10万程度で頼むことができました。
もちろん老人ホームのコンセプトやホームページのレイアウトは私が考えて提案しました。
当時はホームページ作成会社に頼むと100万くらいかかり、更新時や管理代を毎月1万程度とるような時代でした。
私と私の友達が作ったホームページが社長に気に入られ、いきなり事務長に就任しました。まぁ運も実力のうちです笑
給料がうなぎのぼりにあがっていきました。
いきなり10万くらいあがりました。もちろん普通の会社の事務長としては安いですが
嬉しいものです。
しかしそれの束の間、中間管理職として職員にはさまれ1年でギブアップ泣
というより、こんな実力ない男が事務長をしていてはいけない感じ、現場で勉強しなおしたいと申請したのです。
それからその老人ホームの併設のデイサービスへ異動し、そこで接遇を学び、介護福祉士、社会福祉士を取得しました。
事務長職の時よりは給料下がりましたが、しっかりキャリアアップすれば給料あがります。その当時は総支給18万でした。夜勤なしです。ボーナスは2ヶ月分。
デイサービスで働いている時に、理学療法士の三好春樹さんが書いてある書籍で出会い、そこで介護技術を理論的に学びたい、体の使い方のスペシャリストになりたいとおもったのがきっかけでしたね。認知症の方に対するスペシャリストでもあります。
社会人は昼間、夜間どっちがいいの?
その人がどう考えているかです。
昼間3年制の学校ではやく現場に出たい!!
昼間4年生の学校でも勉強にしっかり集中したい!など。
夜間にいく方はだいたい、金銭面ですよね。貯金や奨学金だけでは、厳しい場合もちろん働かないと難しいですよ。
学校選びも、学費や夜間(夜間は基本4年制)、昼間専門3年4年制、大学などで迷いますよね。
学校選びの記事を書いてますので、参考にしてみてください。
私の場合は夜間の専門学校にしました。その理由は働く感覚をなくしたくなかったからです。夜間はたいてい午後6時から授業ですので、昼間がっつり働けます。
私は老人ホームや、リハビリ助手として病院で働いていました。
できるだけ、福祉医療の職業の方が学校の勉強と直結するのでイメージがわかりやすいかもしれません。資格をもっていなくても働けます。何かしらの業務で。
私が働いてた整形クリニックは動作分析に力をいれており、とても勉強できる環境ではありました。
しかし奴隷扱い状態でした笑。まぁ精神は鍛えられましたが。
病院で働く場合は口コミなど評判をしっかり聞いてからがいいと思います。
昼間もバイトはできますよ。しかし、きついっす!!3年制の学校だと授業や小テストなどがかなりつまっているので、勉強も頑張らないとやばいです。テスト期間休めるとこをみつけるをおすすめします。テスト赤点ですと、追試でお金がかかるし、(私の行っていた学校は1教科1000円)それでも必須の教科を落とすと留年しちゃいます。
これこそ本末転倒。だけど留年者はめちゃ多い。
夜間と昼間は学費はほとんど同じでした。学校によってはわかりませんが。
夜間学校は最近は減ってきていると聞いています。私が行っていた福岡の柳川リハビリテーション専門学校の夜間部はなくなりました。それほど、夜間学校に行きたがる生徒は少ないのでしょう。
でも調べたら結構ありますね。
参考までに
リハビリ職の言語聴覚士(ST)という資格がありますが、一般の大学卒業であれば2年で資格取得が可能みたいです。なんの学部はダメだというのはよくわかりません。
そんなに多くはないみたいですが、調べてみてください。
自分が理学療法士なってみて
まだ4年目のペーペーが言うなよ思うでしょうが(断言!!)言います。
理学療法士界は狭い視野「井戸の中の蛙だな」、思ってますよ。
もちろんその中ですごい人はたくさんいますが、まだまだ社会的認知は低いし、国からの必要性も低いように感じます。
専門性をもっと理解してもらえるような活動が大事ですよね。学会とか。それをどう世間に伝えていくかがこの業界の問題ですけど。
現在は介護分野、介護予防分野に携わりたいと思っていたので、その方向性で今後も勉強していくつもりです。要は理学療法士になってもそれはただの通過点。それから自分がどうしていきたいのか。そこが大事。
最後に
転職を希望されている人は本当にいろいろ悩んでいると思います。もし理学療法士に希望されるなら、理学療法士のメリットやデメリットをしっかり調べ自分が納得した上で目指すのが良いと思います。