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継続は力なり。のろまな理学療法士ちひろのブログ

呼吸療法認定士に一発合格!問題集「青本」を中心とした勉強方法教えます

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呼吸療法認定士に一発合格したので、どのように合格したのか勉強方法を公開したいと思います。

 

ゆとりを持っておおよそ5カ月を目安にしたら十分合格できると思います。

 

働きながら、資格試験を勉強するには効率的な勉強が必要ですよね。ある程度ゆとりをもって勉強に取り掛かった方がいいかもしれません。

 

 

暗記する内容も多いのですが、問題によっては、理解していないと解けない問題や出題範囲が多いからです。

 

試験勉強は計画的にです。

 

良ければどうぞ参考にしてください。

 


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呼吸療法認定士試験内容

 

日程

試験は11月の下旬の日曜日です。私が受験した2017年は11月26日(日曜日)に東京都中野区の中野キャンパスでありました。

 

試験範囲

 

呼吸療法士の認定試験の範囲ははっきり言ってすごく広いです。

講習会でのテキスト全範囲です。

 

呼吸療法総論              

 

呼吸管理に必要な解剖

 

呼吸管理に必要な生理         

 

血液ガスの解釈

 

呼吸機能とその検査法          

 

呼吸不全の病態と管理

 

薬物療法               

 

呼吸リハビリテーション

 

吸入療法                

 

酸素療法

 

人工呼吸の基本構造と保守及び医療ガス  

 

気道確保気道管理

 

人工呼吸とその適応・離脱        

 

NPPVとその管理法

 

開胸・開腹手術後の肺合併症       

 

新生児・乳幼児の呼吸管理

 

人工呼吸中のモニタ          

 

呼吸不全における全身管理

 

人工呼吸中の集中管理          

 

在宅人工呼吸

 

 

 

 

このような膨大な内容です。

講習会テキストは500ページを超えますので、短期間では難しいと思います。もし短期間でとれとしても臨床では使えないでしょう。

 

重要なことはしっかり理解するとことだと思います。

 

試験方式

 

午前 70問(2時間) 午後 70問 (2時間)の140問マークシート方式です。

分野ごとに順番で出題されるのではなく、バラバラに出題されます。

記述など、穴埋め問題はなく、毎年症例問題、事例問題、応用問題が出題されます。

 

試験の合格率

 

2017年の合格率は

65,7% です。

 

出典:「3学会合同呼吸療法認定士委員会公式サイト」 

 

「3学会合同呼吸療法認定士」認定制度

 

 

試験の特徴

数値などの暗記や呼吸器疾患や人工呼吸器を理解していないと解けない問題が多いです。

青本と同じ問題は本当に数えるくらいしかでません。

講習会のテキストを中心にでます。講習会のテキストを覚えればいい話しなのですが、

正直内容が多すぎなのと内容が難しく、覚えにくい、理解しにくいです。だから、青本で問題に慣れて、理解を深めていくのです。

 

勉強方法

勉強はいつから始めるか?

 

呼吸療法認定士試験を受けるためには8月下旬~9月上旬実施される講習会に参加しなければいけません。

参加申し込みをすると、8月上旬あたりに講習会のテキストが届きます。

 

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そのテキストを読み、ある程度理解しておくのが一番良いと思いますが、内容が難しく、理解するのは難しいです。

 

テキストと照らし合わせて、こちらの教科書を参考にするといいと思います。

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呼吸生理の基礎や病態がイラストでわかりやすいです。

 

 

 

人工呼吸器の基礎知識などネットでみれるので、最低でも理解をしておいた方が良いと思います。

そうしておかないと講習会が意味がわかりません。講習会の講義のスピードも速いです。

 

8月上旬~9月下旬に講習会が終了しますので、そこから本格的に勉強開始となります。

 

講習会が始まる2か月前の7月頃から勉強開始し、基礎知識をある程度、理解します。

9月上旬に講習会が終了し、講習会テキストと問題に本格的に取り掛かかります。

 

 

11月の試験まで約5カ月あれば余裕持って合格できると思います。 

  

 

テキスト

 

青本

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697問あり、問題数は十分あります。

 

過去に出題された内容を12年分掲載されいます。厳密に言うと、正規の過去問題集でなく、認定試験を受験された方達の意見を基に作られているみたいです。

試験問題は毎年回収されるので、正確な過去問題集はないです。

正確な過去問題集でないですが、問題数が他のテキストと比べて量が多いです。繰り返して問題を解くことで、問題に慣れることができます。

残念はことは解説が少ないことです。それ以外は使えると思います。

しかし、よくわからない、慣れない問題が多い呼吸療法認定試験なので、問題をたくさん解くことで慣れることができるのが、「青本」の最大のメリットではないかと思います。

 

ちなみに、A5サイズでコンパクトで持ち運びに便利です。

 

この問題集は下のサイトで発売時期がわかるみたいです。3月後半から4月前半にかけてサイトをチェックしておいた方が良いです。

直ぐ売りきれてしまいます。

 

http://touginin.client.jp/resp.html

 

 

呼吸100日ドリル

 

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この本は問題数はあまり多くないのですが、解説がわかりやすく、詳しいので青本で足りない解説を補完する形で使うと良いと思います。

 

 

 

勉強の進め方

 

講習会が始まるまでの約2か月間は、テキストを読み、理解していくという勉強が良いです。

 

講習会終わってからの9月上旬より本格的に勉強を進めていきます。

 

①まずある程度理解する

講習会のテキストを大雑把に読みながら、わかりやすい呼吸のテキストを使用して理解します。すべて理解するのは大変ですので、結構ざっくりでいいと思います。

 

②問題を解く

 「青本」の問題集を中心に解いていきます。

一辺に全部解くのでなく、分野ごとが良いです。しっかり区切ってはないのですが、問題の順番は分野ごとに順番になっています。

 

呼吸療法論の項目の問題を解いて、復習し、理解していきます。

それを続けます。そして、間違えやすいところや記号など暗記しないといけない内容はノートにまとめると頭に 入りやすいです。

 

③しっかり理解する

 

青本で解説が足りない部分は呼吸100日ドリルや病気がみえる呼吸のテキストを使用し

理解を深めていきます。それから講習会のテキストを読むと理解しやすいと思います。

 

④繰り返す

 

①~③を繰り返します。

ある程度理解し、気持ちに余裕でてくると講習会のテキストも内容も頭に入ってきやし、順調に勉強ははかどると思います。

  

同じ問題でなくても対応できるようになります。そうしないと、実際の試験ではよくわからない不安なまま合否を、待つことになってしまいます。余裕を持って勉強にとりかかるといいと思います。