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継続は力なり。のろまな理学療法士ちひろのブログ

禁煙したい人必見!禁煙をするための準備をしよう

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禁煙がしたい・・・けどなかなかやめられない!という方、多いのではないでしょうか。「自分は意思が弱いから・・・」と嘆く人もいますが、意思の問題ではないことがわかってきました。たばこがやめられない理由の一つ、「ニコチン依存症」が原因として挙げられています。しかしこのニコチン依存が強い人ほど、実は禁煙がしやすいのです!


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 ここではニコチン置換療法の前の段階の準備に関してお伝えしていこうと思います。

 

 

 

 

 <まずは禁煙したい理由を考えよう!>

 

 

ニコチン置換療法をする前に、なぜ禁煙したいのか考えましょう。いくらニコチン置換を行うとしても禁煙に対する「強い決心」も必要になるのです。なんでタバコを止めたいのかしっかりとした理由を考えていきましょう。

 

・健康になりたい!

・家族からタバコ臭いと言われているから

・口臭が気になるから

 

なんでも構いません。禁煙したらこういうことがプラスになる!!ということをまず考えましょう。

・・・しかし喫煙者の私たちにとって「禁煙がマイナス」だということを、理解も認識もできていません。

 

ここで禁煙を行うことでのプラス点、マイナス点をあげてみましょう!

 

(プラス点の例)

禁煙することで

・喫煙場所を確認する必要がなくなる

・呼吸がしやすくなる

・空気がおいしいと感じる

・タバコ臭を気にしなくて良くなる

・口臭が気にならなくなるし、ヤニがつかなくなる  など

 

(マイナス点の例)

禁煙することで

・イライラしそう

・ひとりの時間がなくなる

・喫煙仲間と話せない

・口が寂しくなる

・不安になる        など

このようにプラスとマイナス点を挙げるのです。

 

恐らく喫煙者の場合は『禁煙するとイライラする』、『禁煙すると一人の落ち着いた時間が持てない』など禁煙することが意外とマイナス要素の方が大きい!ということに気づくと思います。これが喫煙者の現実です。喫煙を良しとしているのです。

健康被害が大きいことも十分承知なのになぜ吸ってしまうのか。それはどこかで「諦め」と「他人事」が存在しているからです。

どうせ自分は禁煙できないし。

別に今タバコ吸ってても元気だし。

その余裕があるから禁煙ができないのです。

そのため健康になりたいからというような漠然な理由ではなく、「強く揺るがない理由」が禁煙には必要になります。

 

<禁煙準備はここまでする!?準備5つ>

 

禁煙外来に行き、ニコチンパッチなどのニコチン置換療法の開始が始まる前に5つの禁煙準備を行ってみましょう。

 

①禁煙する日を決める

 

「明日から!」と意気込むと失敗しやすいため、余裕をもった準備期間を自分に与えましょう。

禁煙開始する日は覚えやすい日を選ぶと良いでしょう。

(私の場合は7月7日です。禁煙した月日がわかるように覚えやすい日を選択しましょう。)

また仕事が込み入っていない時期、生理前のイライラが無いときなど、ストレスがない時期に始めることがポイントになります。

 

②室内・車内の灰皿を捨てる

 

これは喫煙最後の日に行うことをおすすめします。灰皿が捨てられない場合はきれいに洗い、小物を置くなどして灰皿としての役目を終了させる必要があります。

 

③ライターを捨てる

 

ライターはタバコ以外にも必要だと思いますので、1本だけ残しても構いません。しかし、目の届かない場所に置きましょう。

 

④周囲の人に「〇月〇日に禁煙します」と宣言する

 

友達や家族に宣言しましょう。一人で禁煙するとどうしても妥協したり、禁煙を断念しやすいです。周囲の助けを借りながら禁煙に取り組んでいきましょう。

 

⑤身近な人に監視者になってもらう

 

彼氏、彼女、旦那さん、奥さん、子供、誰でも構いません。

一番身近な存在の誰かに監視してもらいましょう。厳しく監視されていれば禁煙成功率がアップします。

ここまでする?!と思いますが、残念ながらここまでしないと止めれません。

せっかくニコチン置換療法を行うのですから、未練を無くしてきっぱりタバコと別れる準備をしていきましょう。

 

<禁煙した時の対処方法を考えておこう!>

禁煙開始すると今までの生活がガラッと変わります。

今まではストレスを感じたらタバコ、ご飯を食べたらタバコでしたよね。しかし禁煙を開始するとそれができません。いくら吸いたくても吸えない状況がきます。禁断症状を乗り越えるためには、対処方法が人それぞれ違います。その状態は3日~7日続きますが、タバコの代替がうまくできれば大丈夫です!

タバコが吸いたくなったら、一般的にこのようなことを試みると良いと言われています。

タバコが吸いたくなったら

・ガムやミントを口に入れる

・歯を磨く

・走る

・熱湯や冷水を飲む

・早寝早起きをする

などです。

私自身が行ったのは、ミントタブレットを口内に含み、ニコチンが含有されていない「パイポ」を口に咥える生活をしていました。それでタバコを咥えれないというストレスを解消させていました。

 

<まとめ>


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私も禁煙を初めて1か月半経ちます。禁煙初日~3日目がとても辛く、一本だけ吸いたい・・・と苦しい思いをしました。しかし、今のところ隣でタバコを吸われても平気になっていますし、タバコが吸いたい!という欲求すらも出てきていません。

禁煙が成功しているのは準備をしっかりしていたからだと感じています。しっかり禁煙準備を行い、禁煙に取り組みましょう。

次回はニコチン置換療法に関してお伝えしていきます。

 

参考文献

中村正和 らくらく禁煙ブック

中村正和 明日からタバコがやめられる